行った施術
全切開
20代女性
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手術の情報
目の手術歴 | なし |
アイプチ使用 | なし |
まぶたの特徴 | まぶたかなり厚い |
コメント
この症例の方は、もともと特にアイプチ等使っておらず、今回は厚いまぶたをスッキリさせつつ、自然な二重にしたいとのご希望でご来院されました。
まぶたが厚く、まつ毛が完全に隠れてしまっていて目が小さく見えます。
厚みが強いので、埋没単独では良い結果は出なさそうです。
どうするか・・・
方針としては
① 眉下切開でまずまぶたを可能な限りスッキリさせ、埋没で二重を作る
② 全切開で皮膚のたるみを可能な限り取って二重を作る
があります。
①の眉下切開のほうが皮膚のたるみはしっかりと取れますが、よく診察してみるとこの方はそれほど皮膚のたるみは強くありません(年齢も若いので)。
目の奥の脂肪(眼窩脂肪)が多いタイプのまぶたです。
②の全切開では、たるみ除去の程度は眉下切開には劣りますが、眼窩脂肪はしっかり切除してくることができます。
この方の場合は、眉下切開までは必要ないと判断し、全切開で皮膚のたるみを切除し、厚みを可能な限りスッキリとさせる方針でいくこととしました。
二重のデザインに関しては、狭くなりすぎないぐらいの、自然な末広でお願いしますと、僕にデザインを任せていただき、
全切開を行いました。
皮膚は約4.5ミリ程度切除しています。
術前の予想通り眼窩脂肪がかなり多いタイプで、取りすぎにならない程度にしっかりと切除しました。
最初は腫れが強めに出て、目の開きもやや悪かったですが、3か月、6か月と経過して腫れが引いてくるとちょうどよいぐらいの二重、目の開きになってきています。
6か月の時点でもまだ少し腫れが残っていて、あともう一息で完成というところでしょうか。
術前と比べるとまぶたの厚みがかなりスッキリとしているのがわかります。これは埋没では出せない変化です。
目を閉じた時の傷跡も6か月目ではかなりわかりにくくなっていますね。
全切開、眼瞼下垂手術の多くの場合は、多少の皮膚切除を行った方が良いと考えています。(術前のまぶたの状態によります)
その方がまぶたの厚み、たるみが少しでもスッキリするので、全切開を受けるメリットを十分に生かせます。
全切開の手術では
- 皮膚切除
- 脂肪切除
- 眼瞼下垂手術の場合は目の開きの改善
という、いろんな作業を行います。
それにより
- 皮膚のたるみ
- まぶたの厚み
- 目の開き
などの要素がいっぺんに変わります。
術前のシミュレーションからどうしても少しずれてしまいます。
きわどい平行を狙う場合などは、ずれてしまう可能性は高くなります。
細かい二重のラインにこだわる方は埋没法のほうがご希望通りに仕上がる確率は上がります。
術前に、「術後はこんな目になります!」といった感じでバチっと正確にシミュレーションできないのが全切開、眼瞼下垂手術の注意事項です。
ただ、皮膚、脂肪をしっかり取ることができるというのは全切開の最大のメリットだと思いますので、気になっている方は一度カウンセリングへお越しください。
施術の説明
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全切開二重手術
まぶたが厚い方や、皮膚のたるみが強い方、以前に埋没法を受けたけど取れてしまったという方には、全切開法がおススメです。
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価格 |
全切開二重手術 ¥240000(モニター価格) |
リスク・副作用 |
全切開法は、抜糸までの1週間は目元のメイクはできず、術後2週間ぐらいは腫れ、内出血は強く出ます。完成は半年程度かかります。傷は二重のラインに重なり、目を開けた状態では見えませんが、閉じたときはわかります。最初は赤みが強く、数か月から数年かけて目立たなくなってきますが、最終的には薄い線として残ります。わずかな左右差は残ります。また、術後、幅を大きく変更することは困難なこともあります。その他、目がゴロゴロする、違和感がある、などの症状が出る可能性もありますので、気になる際は早めにご連絡ください。 |