ヒアルロン酸注入を自然に仕上げるにあたって大事な点は、注入する場所です
そして、場所によって、ちょうどよい注入量は全然違います。
顔の外側
顔の外側は多少多く入れてもそんなに問題にはならないのは、こめかみ、ほほ骨下、あご~フェイスラインあたり。
図で示した赤丸の部分です。
こめかみ2本、頬骨下2本、あご~下顔面1~2本は入れても入れすぎになることはまずないです。もっと入れても大丈夫です。
これぐらいの量なら、顔は大きくならず、リフトアップすることで逆に顔が小さくなります。
なぜか
顔の外側には、骨とか固い靭帯が存在しています。その部分にヒアルロン酸を注入すると、少し膨らむと同時に、皮下組織の奥の方で骨や靭帯を補強するような働きをしてくれます。
顔の外側からたるみ支えて持ち上げるイメージです。
お顔の脂肪のつき具合(脂肪が少ない方)によっては、糸リフトよりもはるかに効果的です。
顔の内側
希望される方が相変わらず多い、ほうれい線、口角、目の下は入れすぎると顔がパンパンになったような感じ、逆にリフトダウンしたようになってしまいます。
図で示した青丸の部分です。
少しの量ならば問題ありませんが(各部位左右で1本ずつぐらい)、一度にたくさん入れたり、何度も注入を繰り返すと、ほぼ確実に不自然になります。
まとめ
図の向かって右側のようなお顔を目指すなら、まずは赤丸の部分で土台を整え、そのうえで、足りない青丸の部分に注入するかどうかを検討していくのが自然に仕上がるコツでしょう。
あくまでもぼく個人の見解です。