このような方におススメ
- 毛穴の開きが気になる
- ハリ、弾力の低下が気になる
- ニキビあとが気になる
- 小じわが気になる
- 肌質を根本的に改善したい
料金
ジュベルック水光注射 | ||
1回 | 3回 | |
全顔 | ¥50,000 | ¥125,000 |
首 | ¥30,000 | ¥75,000 |
手の甲 | ¥30,000 | ¥75,000 |
目まわり | ¥30,000 | ¥75,000 |
ジュベルック広範囲手打ち | ||
1回 | 3回 | |
全顔(両ホホ+額) | ¥110,000 | ¥270,000 |
両ホホ | ¥80,000 | ¥200,000 |
額 | ¥50,000 | ¥125,000 |
首 | ¥50,000 | ¥125,000 |
手の甲 | ¥50,000 | ¥125,000 |
機械を使わない、ドクターの手打ちの施術となります
ジュベルック局所注射 | ||
1回 | 3回 | |
1cc | ¥30,000 | ¥75,000 |
2cc | ¥50,000 | ¥125,000 |
3cc | ¥70,000 | ¥175,000 |
それ以上は1ccにつき | ¥15,000 | ¥32,500 |
注入部位、必要注入量は下記を参照してください。
注意
3回コースご希望の方は、コース契約当日にコース消化できません。
施術を受ける日よりも前に契約を済ませていただく必要があります。
詳しくはご予約時にスタッフまでお問い合わせください。
施術の説明
ジュベルック(Juvelook)とは
ジュベルックとは、ポリ乳酸(PDLLA:Poly-DL-lactic acid)という物質を主成分とした注入用の薬剤で、コラーゲンの生成を促進する働きにより、肌のハリ、ニキビ跡、毛穴の開き、シワなど多くのお悩みにアプローチします。
ポリ乳酸の原料は、トウモロコシ、ジャガイモ、サトウキビなどのでんぷんから抽出されたエキスです。
注入後は1~2年かけてゆっくりと体内に吸収されるために持続的な効果が期待できることが大きな特徴です。
PDLLAは、日本の厚生労働省にあたる機関である米国食品医薬品局(FDA)や、韓国食品医薬品安全庁(KFDA)などでは、手術用縫合糸などの用途で承認されている安全性の高い成分です。
最近の美容業界では『肌育』がちょっとしたブームになっています。
肌育、つまり肌を育て、肌質から改善していくために、「スキンブースター」と呼ばれる製剤を使います。
各メーカーからいろいろな製剤が出てきており、当院でもいくつかの『肌育』製剤がありますが、ジュベルックは次世代のスキンブースターと言われています。
ジュベルックのここがスゴイ
安全性が高い
ジュベルックには、ポリ乳酸という製剤が使われています。
ポリ乳酸には、PLLAとPDLLAという二つの主要なタイプがあります。
ジュベルックに使われているのはPDLLAです。
この二つの違いは、粒子の形態です。
PLLAの粒子は下記のようなクリスタル状になっているのに対し
PDLLAでは球状の粒子で、内部が網状構造になっています。
PLLAのようなクリスタル状の粒子では、過剰な炎症反応が起こりやすく、それがしこりなどの原因となる可能性があるため、注入する際にはごく少量ずつ均一に注入する必要があります。(注入方法に制限があります)
それに対し、PDLLAのような球状の粒子では炎症反応をマイルドに起こすことができ、しこりなどのトラブルが大きく軽減されています。そのため、目的に合わせてさまざまな注入方法で安全に施術を行うことができます。
また、内部が網状構造になっているため水分が浸透して吸収されやすくなっており、1~2年程度かけてゆっくりと水と二酸化炭素に分解されていきます。
過剰な炎症反応を起こしにくい、吸収されやすい、という点から、ジュベルックは安全性の高い製剤と言えるでしょう。
様々な使い方ができる
上記で述べたように、ジュベルックは目的に応じて注入方法を選ぶことができるのが大きな特徴です。
肌全体のハリ感、弾力UP、毛穴の改善、小じわの改善には
- 水光注射
- ドクターの手打ち(全体に)
首、眉間、額などの皮膚に刻まれたしわ、目の下の小じわの改善には
- ドクターの手打ち(局所的に)
といった方法がおすすめです。
水光注射で全体に注入し、気になる部分に手打ちで注入する、といったように両方を併用することも可能です。
効果が長期持続する
即時的な効果が得られるヒアルロン酸と違い、ジュベルックはポリ乳酸の作用で徐々に効果がでてくる製剤です。
効果の実感の目安は1,2か月後です。
1か月おきに3回受けられることでジュベルックの効果を最大限発揮できるようになります。
1~2年かけてゆっくりと分解されていくため、1年ほどあけて再び受けられることを推奨しています。
ジュベルックの注入方法
当院では以下の3種類の方法でジュベルックの施術を行います。
水光注射
開院当初からコンスタントな人気の水光注射によりジュベルックを真皮内に均一に注入していく方法です
施術できる範囲は
- 顔全体
- 首
- 手の甲
- 目まわり
となります。
ドクターによる手打ち
細い注射針で広範囲に少しずつ注入していく方法です。
水光注射よりも一度に注入できる量が多く、また、部位によって注入の深さや量を細かくカスタムしながら注入することが可能です。
施術できる範囲は
- 全顔(両ホホ+額)
- 両ホホ
- 額
- 首
- 手の甲(両手)
となります。
局所注射
気になる部分のみに注入していく方法です。ドクターの施術となります。
注入部位と必要量は以下の通りとなります
部位 | 必要量(目安) |
にきびあと | 1ccでにきびあと3~5個 |
眉間のしわ | 1cc |
額の横じわ | 2~6cc(長さ、本数により異なります) |
首の横じわ | 2~6cc(長さ、本数により異なります) |
口まわりの細かいシワ | 1~3cc(長さ、本数により異なります) |
目の下の細かいシワ | 1cc(両目) |
他にも注入できる部位もありますのでご相談ください
ちなみに、鼻への局所注射は痛すぎるのであまり推奨できません・・・
水光注射で全顔をまんべんなく施術した後、気になる部分を局所注射することも可能です。
他製剤との比較
上記でお話した『肌育』製剤は当院でもいくつか取り扱っているものがあります。
どれも、「真皮に存在する線維芽細胞からのコラーゲン産生を促して肌にハリを持たせる」という目的は同じですが、作用機序が違います。
当院で取り扱っている製剤の特徴とジュベルックとの比較を行ってみましょう
ジュベルック
主成分であるポリ乳酸(PDLLA)に対する反応として、線維芽細胞が活性化し、コラーゲンの産生が起こります。また、皮膚の代謝を促進させる作用もあります。
一言でまとめると
線維芽細胞を活性化させることで、コラーゲン生成を促進させる
という感じです。
PDLLAは1~2年かけてゆっくりと分解されるため、コラーゲンの生成促進が長期持続するというのが大きなポイントです。
スネコス
スネコスの主成分はヒアルロン酸とアミノ酸です。これらの成分が、線維芽細胞を取り囲む細胞外マトリックスを再生させ、線維芽細胞の働きを活性化させることでコラーゲンの生成を促します。
線維芽細胞が働きやすいように周りの環境を整える
というところでしょうか
ヒアルロン酸もアミノ酸も、もともと人体に存在するものなので、線維芽細胞の活性化はジュベルックと比較するとマイルドになります。
リジュラン
リジュランの主成分はポリヌクレオチドです。ポリヌクレオチドは、コラーゲンなどのたんぱく質の材料となるものです。
その他にも、成長因子の増産や毛細血管の循環促進、抗炎症作用、抗酸化作用などの効果もあります。
コラーゲンの材料を与えつつ、線維芽細胞の働きを助ける
という感じで・・・
ポリヌクレオチドも、もともと人体に存在するものなので、線維芽細胞の活性化はジュベルックと比較するとやはりマイルドになります。
マックーム
マックームは上記で説明したポリ乳酸の、PLLAです。同じポリ乳酸ですのでジュベルックと作用機序はかなり似ていますが、上記の通り粒子の形態が違います。
(あくまで、ジュベルックと比べると、ですが)炎症反応がやや起きやすいため、使用方法はポテンザでの注入に限定されます。
手打ちでの注入は推奨されていません。
上記で説明した製剤とはアプローチが違いますが、同じように『肌育』を目的とした製剤として、ヒアルロン酸 ボライトXCがあります。
ボライトXC
ボライトXCはヒアルロン酸ですが、上記スネコスに含まれるヒアルロン酸と違い、架橋されたヒアルロン酸です。架橋されることで、長期間皮膚(皮下)にとどまり、効果を持続させてくれます。
ヒアルロン酸そのものの保水力により、保湿効果、肌のハリ改善効果などをもたらす
という感じで、上記のような線維芽細胞うんぬんという製剤とはまた違ったアプローチになります。
期待できる効果
- 毛穴の開きの改善
- 肌のハリ感UP
- ニキビ跡やしわの改善
- 赤みの改善
施術を受けるにあたって
施術前の注意事項
もともとのお肌状態によっては、治療を受けていただくことができないこともあります(肌荒れが強い、など)。
日焼け後、長時間紫外線を浴びた後、目安として2週間は開けましょう。
施術について
施術時間 | 約30~90分(部位による) |
麻酔 | 笑気麻酔、麻酔クリーム(いずれもオプション) |
施術中の痛み | 部位によっては少し痛い |
通院 | 不要 |
施術後の生活について
UVケア、保湿は日常的にしっかりと行ってください。
洗顔 | 当日から可 |
メイク | 翌日から可 ※1 |
シャワー | 当日から可 |
入浴 | 当日から可 |
治療間隔の目安 | 1か月おき |
※1 局所注射の場合、注入部位以外は当日からメイク可
1か月おきに3回受けられることをお勧めします。
その後は効果が長期持続しますので、1年後ぐらいを目安に再び受けられるとよいでしょう。
他の施術との間隔についてはスタッフにお尋ねください。
メリット、デメリット
メリット
- 注入方法の選択肢が多い
- 安全性の承認された製剤である
- しこりなどのトラブルになる可能性はほぼない
- 他の『肌育』製剤よりも効果がわかりやすい(印象です)
デメリット
- ボトックスやヒアルロン酸のような即効性はない
- 効果発現までに時間、回数がかかる
- 内出血等のダウンタイムがある
- しこりが出るリスクがある(かなり低い)
一般的な経過
赤み・ほてり
水光注射、広範囲手打ちの場合は、顔全体に赤みが出ます(個人差あり)
局所注射の場合は、注入部位に少しぼこっとした膨らみが出ることもありますが、数時間~1,2日でなじんできます。
内出血
水光注射、広範囲手打ちの場合は、点状の内出血が出ます。
特に目の下のような皮膚が薄い部分は出やすい部位です。
また、水光注射の場合は針の数が多いため強めに出やすいです。
消失までに2週間以上かかることもあります。
(メイクをすればごまかせる程度です)
このような症状が出ることがあります
アレルギー症状
じんましん、全身のかゆみ、呼吸困難などが出た場合、アレルギー症状の可能性があります。
このような症状が出た場合、早めにご連絡ください。
強い内出血
注入部位全体、あるいはそれを越えて広く内出血が出る可能性があります。
冷やしたりする必要はなく、自然に改善していきますが、消失まで2週間以上かかることもあります(部位によっては数か月かかることもあります)。
腫れ、凹つきが長引く
皮膚の状態によっては、注入後の凹つきが長引く可能性もあります。
注意事項
美白、美肌のレーザー治療、光治療全般に言えることですが、治療前後の日焼けは厳禁です。
日焼け対策をしっかりしていても、紫外線のダメージは皮膚に残っていることが多く、そのような状態で施術を行うと、色素沈着等のリスクが高くなります。
特に黒くなっていなくても、紫外線対策をしっかりしていても、長く紫外線を浴びてから目安2週間〜1か月ぐらいは間を開けていただくことをお願いしています。
リスクが高いと判断した場合、後日の治療をご案内することがございます。
また、治療後に日焼けをしてしまうと、思わぬトラブルが起こってしまったり、せっかく受けた治療の効果がなくなってしまったりしますので、紫外線対策は常にしっかりと行いましょう。
よくある質問
Q 効果はどれぐらいで出ますか?
A 1回目では効果の実感は弱く、2~3回目の注入後から効果を実感できることが多いです。
Q 効果が一度出ると、どれぐらい持続するのですか?
A ポリ乳酸は1~2年で分解されますが、その間にできたコラーゲンも一緒に分解されるわけではありません。が、徐々に効果の実感が弱くなってくるので、1年後ぐらいを目安に再注入を行うことをお勧めしています。
Q 注入後、ぼこぼこが気になりますが、これは治まるのでしょうか?
A 通常は数時間~1,2日で目立たなくなります。部位、注入量によって、もう少しかかることもあります。凹つきがずっと残ることはまずありません。