二重埋没法手術 100の質問に答える

はじめに

当院へは、二重手術をご相談の方がたくさん来られます。

前職時代も含めると、今まで膨大な方の二重手術のカウンセリング、手術を行ってきましたが、その際、いろいろな方からのいろいろな質問にお答えしてきました。

前職の時代と比べると、少しカウンセリングの時間もゆっくりとれるようになったのですが、そこであることに気づきました。前から気づいてました

質問の内容は、今も昔も同じ

今はネットで情報があふれているので、よくありそうな質問などは検索したらすぐに解決できそうですが、意外とそうでもないようです。

なぜでしょう?

 

情報が多すぎるからです

ネットの情報

  1. クリニックから発信される情報
  2. 医師から発信される情報(同じクリニックでも、医師によって見解が違うこともあります)
  3. 医療関係者以外から発信される情報(最近はこれが多い!)
  4. 実際に施術を受けた方から発信される情報(これも最近多い)

さまざまな情報が飛び交いすぎて、どの情報を信用してよいのか判断できなくなっているのだと思います。

「いくつかのクリニックにカウンセリングに行っても、医師によって言うことがバラバラで」

「不安を解消するためにネット検索しても、不安はますます深まるばかりで」

という方が非常に多いです。

 

よくある例として・・・

二重の手術後、すごく腫れていて不安です。ネットで検索すると、私のように腫れている人はほとんどいなくて、やっぱり私は腫れすぎなんじゃないかと思ってますます不安になります。

受けた医師、受けた施術が仮に一緒だったとしても、もともとのまぶたの厚み、作る二重幅、手術の時に力が入ってしまった、など様々な要素で腫れの程度は大きく変わります。

そんなことはわかっちゃあいても、ネットで調べて腫れていない写真をたくさん見つけてしまうと、不安が強くなってしまうのです。ネットで調べなければいいのに、習慣化してしまっているので、無意識に検索をしてしまう・・・

また、某口コミ会社の悩み相談室に最近非常に多い相談内容として・・・

埋没の手術後3日で、腫れはほぼひいていて完成だと思うのですが、幅が広くて変です。左右差がすごくて変です。これは失敗なのでしょうか?

埋没が3日で完成するという情報はどこからのものなのでしょう?少なくとも美容外科医はそんなことは言わないと思います。術後3日では埋没法は絶対完成しません

 

つい、5年ほど前は術後にこのようなお悩みに困っている方はほとんど見かけませんでした。

情報を入手しすぎているせいです。

これは困ったことです。

 

ネット検索が当たり前になったこの時代、このようなことは美容業界に限らないのでしょうが

 

この情報化社会、今後どう生き抜くのか!!

 

というのは今回の話題ではないので置いといて・・・

二重手術を受けるにあたっての不安の内容としては以下のものが主なものかと思います

不安の内容ベスト5(なんとなく予想)

  • 仕上がりは綺麗にいくのか
  • どれぐらい腫れるのか
  • 痛くないのか
  • 取れないか
  • ぼったくられへんか

その他にも、あげればきりがないほど様々な疑問、不安があるでしょう。

それらの疑問に対しての僕の考え方を可能な限りお伝えしていこうと思います。

今回の企画では、テーマを埋没法に絞ってお答えしていきます。

ありきたりな答えにならないように、できるだけその理由まで説明して、一味違う回答を目指していきましょう。

そして、難しい理論的な話ではなく、明日カウンセリングに行って埋没法を受けるぞ、ぐらいの差し迫った状況でのリアルな疑問を中心にお答えしていきます。

 

当然、僕個人の経験や知識に基づいたものになるので、違う意見もいっぱいあると思います。

当院で手術を受けるときのお話と、他の美容外科も含めた一般的なお話が入り混じっていることをご了承ください。

あくまでもご参考に、カウンセリング前の予習のような感じでご覧いただければと思います。

今後も更新していきますので、お楽しみに!

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埋没と切開について

二重手術は大きく分けると2種類あります。

  • 糸で止めて二重を作る埋没法
  • 切開して二重を作る切開法

埋没法は、クリニックによってさまざまなやり方の違いがあります(挙筋法と瞼板法など)。当院では現在はグランドスクエア法1種類のみです。

切開法にも、全切開、小切開、部分切開、など、いくつか方法がありますが、多くのクリニックで行われているのは全切開法です。当院でも切開二重は全切開法のみです。

二重手術を受ける前には、埋没法で受けるのか、切開法で受けるのかを決める必要があります。

埋没法のメリットとデメリットを教えてください

メリット

  • 傷が残らない
  • ダウンタイムが(切開に比べると)非常に少ない
  • 抜糸すると元の目に戻る。幅の変更も(切開に比べると)やりやすい
  • 仕上がりの細かい調整がしやすい

デメリット

  • 長い目で見ると、いつかは取れる
  • 糸が皮膚の近くに透けることがある
  • まぶたの脂肪が非常に厚い方、皮膚の余りが強い方では不自然な二重になることがある
  • 眼瞼下垂がある方では、不自然にみえやすい
  • 残っている糸の周りが赤くなったり痛くなったりして感染を起こすことがまれにある
切開法のメリットとデメリットを教えてください

メリット

  • 非常に取れにくい
  • まぶたの厚みや皮膚の余りをある程度しっかりと除去してくることができる
  • 眼瞼下垂を併用すると、目の開きを改善することができる
  • そうすることで、埋没では作れないような二重を作ることも可能になる

デメリット

  • 長い傷ができる(傷はずっと残る)
  • 元の目には戻せない
  • ダウンタイムが非常に長い(完成まで最低6か月程度)
  • 広めの二重を作ると、ラインが不自然になりやすい
  • 細かいラインの調整は難しい
  • 修正手術が困難になることが多い
  • 取れる可能性もゼロではない

 

私の目には、埋没法と切開法のどちらがよいかわかりません

上にあげた、それぞれの手術のメリット、デメリットを考慮しても、結局どっちを選んだらよいのかご自身ではわからないのが普通ですので、それをカウンセリングで相談しましょう。

選ぶ時の(僕の)考え方として・・

埋没法でよいでしょう、という方

  • ダウンタイムが2週間も3週間も取れない方の場合、→ 必然的に切開という選択肢は消える
  • 人生で初めて受ける二重手術は埋没法がお勧め → 理由は下記参照
  • 切開も気になるけど、切るのは怖いからやっぱり埋没かな → 迷っているなら埋没
  • すごく広い幅の二重をご希望の方 → あまりに広い二重を切開で作ると、高い確率で不自然になります

逆に・・・

切開にしましょうか、という方

  • 今まで埋没をすでに3回ぐらいやってきました、もう取れたくありません
  • 埋没ではうまくラインが作れない方(まぶたが厚い、眼瞼下垂がある、などの理由で)
  • 無茶な幅をご希望ではない場合
  • 上の3つの条件を満たしている方で、全切開を自ら希望されている方
今高校生です、取れたくないので全切開できますか?

原則的に僕のカウンセリングでは、

院長
初めて受ける二重手術はまずは埋没法のほうが良いんではないでしょうか?

と説明しています。

理由

初めての二重手術を受けて、無事にきれいに二重になったけれど、、

やっぱり自分の顔に合わない気がして
余計に目が開けにくくなってしまって
周りから不自然だよと言われてから気になって仕方がなくて

などの理由で元の目に戻したい、という方がごくまれにおられます。特に年齢が若めの方で、少しだけ広めに二重を取ってしまった方に多い気もします。

埋没であれば糸を取ればもとに戻れますが、切開ではそれができません。

 

ですので、初めての二重手術では、「元に戻せる」という大きな特徴を持っている埋没法が安全なのです。

初めての二重手術です。全切開してもらえますか?

上記のように、初めての二重手術は埋没をお勧めしています。

なので、「はい、さようなら」・・・

 

ということはしません。

まず、なぜ全切開を希望しているのかをお聞きします。

その場合、よくあるお答えのパターンとしては

将来取れるのを心配するのが嫌だから
埋没でできるなら埋没がいいけど、きっとすぐ取れそうだから

が多い気がします。

 

それに対しての僕の提案

一番目のケースでは、埋没でも問題なくきれいな二重ができそうで、それなりに長持ちがしそうであればまずは埋没でもいいんじゃない?と言ってみます。

全切開でも絶対に取れないわけではないし、全切開をすれば何も悩みがなくなるわけでは決してないので・・・

それでも全切開にこだわる方には、上記リスクをお話したうえで、ご本人様に委ねます。

 

二番目のケースでは、診察で次のような診断となった場合には全切開をやってみましょうかとお話します。

いきなり全切開

まぶたが厚く、埋没ではすぐに取れてしまいそうな方

⇒せっかく埋没したのにすぐ取れてしまったわ、となるかもしれないので、いきなり切開でもよいと思います

眼瞼下垂があって、埋没ではうまくラインが出ないと思われる方

⇒二重ラインがきれいに出なかったり、狭い二重にしても目が開くのがしんどくなったりする方がまれにいます

そして、切開が望ましい理由、切開に伴う様々なリスクを説明した上で、

やっぱり切開は怖いから最初は埋没がいい

という方も実際はたくさんおられます。

そのような方には決して無理には勧めません。まずは埋没でやってみましょう。

1か月後(2か月後)から就職で、働きだしてから埋没の二重が取れてしまった場合、再手術の時間が取れなさそうなので、今後取れないようにいまのうちに全切開をやっておきたいです。

春の時期に多いご希望です。すでに埋没法を受けたことがある方からのご希望が多いです。

もともと受けた埋没法のラインが全く取れていないのに、将来取れることを想定して今全切開を受けるのはなんかもったいない気もしますが、ご希望が強ければやります。

ただ、全切開のダウンタイムは非常に長く、1か月目でも個人差がまだまだ大きい時期です。

就職まで最低1か月でギリギリ、できれば余裕を持って、3~6か月ぐらいあると助かります。

僕も・・・あなたも・・・

私の目は埋没法でできますか?

実際、当院で二重手術を希望される方は、90%以上の方は埋没法希望であり、ほとんどの方は問題なく受けていただいています。

以下のような方では、埋没法をお勧めしないことがあります。

  • まぶたがとても厚く、埋没法ではすぐに取れそうな方
  • 目の開きが弱く(眼瞼下垂)、埋没法では目への負担が大きくなりそうな方
  • 今まで何度も埋没法を受けておられる方
  • その他

このような方では、埋没法ではなく切開法をお勧めすることがあります。

他のクリニックでは、切開しないとあなたの目は二重にならないよ、と言われましたが本当ですか?

埋没をするとすぐに取れそうな方、不自然な二重になりそうな方はいらっしゃいます。そのような方は「全切開じゃないとダメです」と言われる可能性が高いでしょう。

ただ、実際にカウンセリングで目の状態を拝見してみると、

院長
あれ?埋没だけでも全然いけるやん

という方も結構おられます。

実際カウンセリングで最適の方法をアドバイスいたします。

他のクリニックで埋没2回やったけど2回とも一瞬で取れました。やっぱり切開じゃないと無理ですか?

このような方もチラホラとおられますが、まぶたを見た感じ、そんなすぐに取れそうなまぶたはしてないことが意外と多いです。

一瞬で取れてしまうのはやり方の問題かもしれません。

まぶたの状態を診察したうえで、

院長
見た感じ、そんなに取れそうなまぶたじゃないし、もう一回当院の埋没法でトライしてみてはどう?

とお話することが多いですが、診察次第では、切開法をお勧めすることもあります。

他のクリニックで、埋没法を希望でカウンセリングに行ったのにやたらと切開法を勧めてこられました。なぜでしょう?

なぜでしょう?上記のように、埋没ではすぐに取れそう、不自然になりそう、とその医師が判断したからかもしれません。

切開をやりたかったのかもしれません。

逆に、埋没法をやりたくなかったのかもしれません。

ちなみに僕は、全切開希望で来られた方にも埋没を勧めることはよくありますが、切開法がやりたくないわけではありません。

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形(デザイン)について

平行型と末広型って何ですか?

平行型

目頭のところまで二重が見えている

末広型

目頭のところまで二重が全部見えない

と呼ばれています。

では

このような形をどっちと呼ぶのでしょう?

平行?

末広?

どっちとも呼べると思いますが、あえて言うなら平行型でしょうか。

最近はこういうキワドイ平行をMIX型なとど呼ぶことが多いみたいです。

平行ほど主張は強くなく、でも末広よりも二重のラインがきれいに見えるとのことで、最近は人気が高いようです。

MIX型希望であればMIX型とカウンセリングの際に伝えていただければ大丈夫です。

 

ただ、遠くから見れば、どっちかわからないレベルです。

呼び方だけの問題なので、あまり深く気にしなくてよいと思います。

末広型でも広末型でも、平行型でも並行型でも・・・

末広と平行、どっちのほうがいいんですか?

どちらがよいというのはありません。好みの問題です。

ただ、特徴がはっきりとわかれます。ざっくりというと

末広型

  • どんな方でも似合いやすい
  • 不自然になりにくい。無難
  • 控えめなので、メイクをすると二重はあまり見えなくなる

平行型

  • 西洋人ぽい
  • 二重っぽい二重になる
  • 人によっては不自然、眠そうに見えやすい

といった特徴があります。

どんな方でも似合いやすく、無難なのは末広型です。

ただ、もともと奥二重があったりする場合、手術をしても変化が少ししか出ないこともあり、物足りないと感じてしまう可能性もあります。

 

憧れの対象になりやすいのは平行型でしょう。

しっかりめのメイクをされる方には平行型は断然人気が高いです。

「平行型がいいです!」という感じでこだわりを持っている方が多いのも平行です。

 

原則的に、幅を狭く取ると末広型に、広く取ると平行型になりやすくなります

 

平行型にこだわってあまり広く幅を取りすぎると不自然になります。

また、普段からアイプチやテープ等を何も使っていない方がいきなり平行型(しかもちょっと広めの)を作ると、手術前からの変化が大きすぎて違和感、不自然な感じが出やすくなります。

カウンセリングでよく相談しましょう。

平行型になりたいです

なかなか根強いご希望です。平行型になりやすさは本当に人によって大きく違います。

①簡単に平行になる方

まず問題ありません。

②ちょっと頑張れば平行になる方

埋没だけでも可能なことが多いけれど、目頭切開などを併用する方がより自然な平行になりやすくなります。

③かなり頑張ったらなんとか平行になる方

幅を広くしすぎて、「一応平行やけど、これじゃ不自然すぎるわ」となることも多いので、よく検討しましょう。

④かなり頑張っても難しい方

だいたいご自身でもわかっておられる方が多いと思います。平行型にこだわらず、最も自然に見える二重を見つけていきましょう。

①~④のどれに当てはまるかは、カウンセリングでまぶたの状態を見たうえでお話していくことになります。普段、ご自身でテープやアイプチで頑張っても平行にならない、という方でも意外といけることもあります。

MIX型になりたいです

最近このようなご希望の方が増えてきました。これは、平行よりもさらにできる人は限られてきます。

①簡単にMIX型になる方

蒙古ひだがあまり張っていない方はなりやすい傾向にあります。

②ちょっと頑張ればMIX型になるかもしれない方

なんとかMIX型になったとしても、術後数カ月から1,2年で、目頭の部分だけ狭くなってきて末広になってしまうことも多いです。

目頭切開も併用したほうが(先に目頭切開のみ受けて、その後埋没が望ましい)より安定したMIX型を作りやすくなるでしょう。

④かなり頑張っても難しい方

蒙古ひだがある程度ある場合、末広、または幅をある程度広げてしっかりした平行になってしまいます。

どうしてもMIX型にこだわりが強い方は、まずは目頭切開を検討しましょう。

私の目では平行型はできないですよね?

ご自身でアイプチやテープで頑張っても平行型にならない方、あるいは、他のクリニックのカウンセリングで平行型にならないと言われた方がこのような質問をされることが多いです。

そのような方でも、デザインを工夫すれば、意外と平行型になることは結構多いです(どう頑張っても無理な方もいます)。ただ、手術の際に無理して平行型を作った場合、最初はいい感じの平行型でも、時間が3か月、6か月と経ってくると平行型じゃなくなってしまうこともあります。

ご自身のまぶたの状態を正しく知って、あまりこだわりすぎないことも大事です。

また、埋没法単独では平行型が難しい方でも、目頭切開を併用すると自然な平行型にできることもあります。

埋没では平行にならないと言われたので全切開をしたいです

これは意外と多い質問です。平行を狙うなら、全切開ではなく目頭切開を検討しましょう。基本的には、埋没でできない形は全切開でもできないです。むしろ、幅の細かい調整は埋没の方がしやすいです。もちろん、取れにくいのは全切開ではありますが、二重の形にすごくこだわりが強い方には、僕は切開ではなく埋没をお勧めすることが多いです。

全切開をやればすべてがかなうというものではありません。

平行型になりたくないです

これも意外と多いご希望です。平行型は、二重っぽい二重になるので、ナチュラルな変化を求める方には敬遠される傾向にあります。基本的に幅を控えめにとれば平行型ではなく末広型にできることが多いです。

広めの末広型にできますか?

先ほどお話したように、幅を狭く取ると末広型に、広く取ると平行型になりやすくなります。ということは、幅が広めの末広型をデザインしようとすると、少し工夫(無理)をしないといけません。あまり無理をしてデザインすると、不自然な形(つり目っぽい感じ)になることもありますので、カウンセリングでのシミュレーションでよく検討しましょう。

(写真を見せて)こういう二重になりますか?

最近では、平行型、末広型、というシンプルなご希望ではなく、インスタなどで見つけてきた写真や芸能人の方の写真を用意して、「これぐらいの平行型がよいです」などとおっしゃられる方も増えています。

もともとの目の開きやまぶたの厚みが違うことが多いので、同じような目元にすることは難しいこともあるかもしれません。もし仮に、目元が同じになっても、顔全体のバランスや、雰囲気に合っていないと目元だけ浮いてしまいます。

ただ、二重の形(平行型か末広型か)をある程度近づけることは可能です。(この、ある程度近づける、という点をご理解いただければと!)

実際のカウンセリングでは、二重のシミュレーションをしてみて

院長
これぐらいの二重だと写真の人に近いと思うけど、どう思いますか?

みたいな感じで術後のイメージを確認していきます。

(写真を見せて)こういう二重にはなりたくないです

このパターンは、Twitterや口コミアプリなどで見つけた写真を持参されていることが多いです。目頭の部分が不自然だったり、目尻が異様に広がっていたりしている写真を見せていただいたことは何度かあります。このようになってしまう原因はなんとなくわかるので、そうならないようにデザインを行っていけば、まずならないことが多いでしょう。

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幅について

不自然になりたくないのですが、どんな幅がいいですか?

不自然と思う幅は人それぞれです。一般的には、狭い末広型が不自然に見えにくく、安心、無難なデザインだとは思います。

目安としては、もともと目(の横幅)が小さい方、目の開きが弱い方、まぶたが厚い方は幅はあまり広げないほうがよく、もともと横幅が広い方、比較的目がしっかり開く方は、多少広めでも自然にきれいな二重を作ることができます。

不自然ではない、幅広の平行二重になりたいです

「熱くない、おいしい鍋を食べたいです」みたいなご希望なので、難しいことが多いです。優先すべきは「不自然にならないこと」だと思いますので、ちょうどよい幅を探していきましょう。

どうせ二重にするんなら広いほうがいいんちゃう?(by 母)

二重は広けりゃ広いほどいいというものではありません。ご自身で鏡を見ていただいて、ご自身が一番しっくりとくる二重を最優先にデザインを行います。

埋没したらだんだん幅が狭くなるって聞いたので、希望よりも少し広めにしておきたいです

これは、幅の広い二重をご希望の方に非常に多い質問ですが、あまりこの方針はお勧めしていません。

だんだん幅が狭くなる方もいますが、あんまり変わらない方もいます。狭くなるとしても、どれぐらいまで狭くなるかの予測が立ちません。思ったより狭くならなかった、という場合、希望より広めの状態でずっと過ごさないといけなくなり、結局抜糸したいとなることがあります。

一般的に、思ったより狭い幅の場合、手術後でもアイテープなどでさらに二重を広げてしのぐことは可能です(決してお勧めしませんが)。

逆に、思ったより広い幅になった場合、ごまかすのが難しいため、抜糸して幅を狭くしたい・・・となることが多いです。

結論

将来、幅が狭くなることは考えずに、今現在希望している通りの二重を作ることをお勧めします。

アイプチ(テープ)の幅で二重を作ってほしいです

このような方はとても多く、だいたいの場合は問題なくいけます。ただ、テープでできる二重と手術できる二重は、同じ幅でとっても見え方が違います。アイプチと全く同じところで二重にするとアイプチの時より広く見えてしまうことも多いので、少し狭くしていい位置に見えるように調整をすることもあります。

また、テープで作っている線は少し不自然な角度になっていることもありますので、微調整を加えさせていただくことがあります。

限界まで広い二重を作りたいです

これも意外と多いご希望です。メイクを普段しっかりとする方ほど、広い二重を希望される傾向があります。糸をかける位置の問題だけで言えば、広いところで糸をかけることは可能です。ただ、あまりに広い幅を取ると・・・

  • 目が開かなくなり明らかに見た目がおかしくなる
  • 目を開く筋肉に負担がかかる

などの様々な問題点があるため、かけません。その方のまぶたの厚み、目の開き具合、広くした時の見た目の不自然さの程度などを考慮して、

院長
これが限界
と言います。

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やっぱり取れるの?

埋没法はどれぐらい持ちますか?

これも非常に多い質問です。埋没法は糸をかけているだけなので、この先ずっと持つというのは考えないほうがよいでしょう。

それはわかってはいるけれど、どれぐらい持つか何となくの目安みたいなものが知りたい

という方が多いです。個人差が大きく、一概には言えないのが現実です。

非常に取れやすい方(まぶたが厚く、幅の広い二重を作る方)では1,2年ぐらいで取れる可能性もあります。そうじゃなければ、うまくいけば5~7年ぐらいは持つかもしれません。ずっと持つ方もごくまれにいます。

僕のカウンセリングでは、その方のまぶたや作る二重の幅などを総合して

院長
取れにくいか取れやすいかのどちらかに分類するならば、あなたの場合は、取れにくい(または取れやすい)方だと思います。

と正直にお話しします。

一般的には、若いころ(10代)に埋没をした場合はより取れやすい傾向にあります。逆に、皮膚のたるみが出てきたから埋没を受けたい、というような方の場合、意外と長持ちすることも多いかと思います。

 

そして、一番大事なことは、間違いのないことは・・・

 

埋没法と言っても、クリニックによって取れやすさは全然変わってくる

ということ。

そして

 

埋没法はいつか取れる

ということ。

 

埋没法は取れるとどうなるの?

取れるといっても、糸が飛び出してくるわけではありません。長い時間かかって、少しずつどちらかの目(あるいは両目)の食い込みが少しずつ浅くなってきて、日によって二重が一重に戻ったり、逆に三重になったりする場合は、もしかしたら取れかけかもしれません。

どういう人が取れやすいの?

まぶたの厚い方、広い二重を作る方、は取れやすいとよく言われますが、実際よく取れやすいです。

あとは、意外なところで、眉毛を上げて目を見開く癖のある方は取れやすくなります。

取れた場合、もう一回埋没できますか?

多くの場合、再手術をすることが可能です。保証がついている場合、保証でやり直しをしてくれるクリニックもあります。

埋没は何回でもできるのですか?

何回まで、という明確な基準はありませんが、5回も6回も埋没している人は見たことがありません。

医師によって考え方は違いますが、最大3回ぐらいまでと僕は考えています。

4回目を希望される方には基本的に全切開をお勧めしていますが、4回目の埋没を行う方も非常に稀におられます。

なんでですか?

埋没法は、まぶたの裏(結膜)から針を通して糸をかけていきます。

糸を通すことで結膜に多少の変形が起こります。

1回の埋没ではさほど問題にならなくても、回数が多くなると変形が強くなる恐れがあります。

変形が強くなった場合、異物感や違和感などの原因になりかねないため、あまり何回も埋没するのはやめましょう。

 

あとは、何度も埋没を繰り返して結膜の変形が強くなってくると、埋没の手術自体がやりにくくなり、正確な位置に糸を通すことも難しくなります。

そうなると、また取れてしまう可能性が高い、という悪循環に陥ります。

取れたくないから切開をしたいです

これは全然ありです。ただ、切開をしても、それですべてがかなうわけではありません。

全切開で作った場合でも、まれに取れてしまうケースもあります

やり直しが必要

幅の広い二重を切開で作った場合、ラインが不自然になるケースがあります

修正が必要

年齢とともにたるみがでてくると、上からまぶたがかぶさってきて、二重幅が小さくなってしまいます

修正、または眉下切開等の皮膚切除が必要

つまり、若いうちに全切開を行っても、それで一生目の手術から解放されるわけではない、ということです。

であれば、無理に全切開に強くこだわらなくてもよいのではないか、とも思います。(ぼくの意見です)

まぶたをゴシゴシこすったら取れますか?

メイクを落とす時などは、意識してあまり強くこすらないようにしましょう。

花粉症で目をこするのも取れる原因になりえますが、それを言い出すときりがなくなってきます。

二重が取れるのが嫌だからかゆくてたまらないけどこするのを我慢すると、どっちがストレスになってしまうかわかりませんし・・・

こするのは確かによくないのは事実ですが、それによってすぐ取れたりすることは稀です。あまり気にしすぎてストレスにならないようにしましょう。

埋没法はきつく結ぶと取れないの?

きつく結ぶと結構すぐ取れます・・・腫れも強いし・・・腫れが引いたころにはラインがすでに薄くなっているかもしれません・・・

埋没法は緩く結ぶと取れやすいの?

緩さにもよりますが、あまりゆるゆるに結ぶと、術後早い段階からラインの食い込みがきれいに出ません。糸がまぶたから浮いたように透けてきやすくなります。

取れるというより、最初から二重ができていないこともありえます。腫れを少なく抑えることはできますが・・・

埋没法で永久に持つ人っているの?

いますが、少数派です。埋没法を受ける年齢にもよりますが、若いころに受けた二重ほど、永久に持つ可能性は低くなってしまうと考えましょう。

埋没法はどこのクリニックでやっても取れるの?

埋没法は糸で固定しているだけ、という点では、どこのクリニックでも同じなので、どこでやっても取れる可能性は否定できません。

ただ、どれぐらいで取れてしまうかは、クリニックによってさまざまでしょう。

埋没はすぐ取れるって知り合いから聞いたんで、切開したいです

知り合い、または知り合いの知り合いの方の中に、埋没を受けてすぐに取れた方がいるのかもしれません。埋没は取れる、というのはもちろん間違いではありませんが、すぐ取れるかどうかはまぶた、二重幅、手術のやり方によって大きく変わります。

埋没法が取れたら、手術をやってもらったクリニックに行くべきですか?

カルテ上の記録が残っていることもあり、クリニックによっては保証がついていることもあるでしょうし、まずは同じ先生に診てもらうのが良いとは思います。が・・・

やってもらったクリニックで断られたらどうしたらいいですか?

やり直しの必要がないと判断されたのか、めんどくさかったのかはわかりませんが、こうなってしまった場合は他のクリニックに相談にいくしかありません。埋没法をやっているクリニックなら、だいたいどこも診てくれるとは思います。

もちろん当院では大歓迎です。

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糸について

糸はどんな素材を使っているの?

一般的には、ナイロン糸を使っているクリニックが多いです。

当院ではナイロン糸よりもより柔軟性の高いポリプロピレン糸を使用しています。

糸は何色ですか?

ナイロン糸は黒のことが多いです。

当院が埋没で使用しているポリプロピレン糸は青色です。

(ポリプロピレンはナイロンより柔軟性が高く、糸の結び目も目立ちにくいと考えています)

糸は溶けるの?溶けないの?

上記で示した糸は溶けません。体の中にずっと残ります。

溶ける糸で埋没を行っているクリニックもまだあるようですが、あまりメリットは感じません

糸が残っていて体に害はないのですか?

溶けない糸のポリプロピレンは、非常に柔らかい素材で、通常の(おなかや胸の)手術にも使われる糸です。そして、細菌の感染を起こしにくい素材ですので、感染を起こすリスク、異物反応を起こしてアレルギーを引き起こすリスク、というのは限りなく低いと考えています。

将来、糸が出てきて目玉を傷つけることはありますか?

昔は、まぶたの裏に1ミリぐらい糸が出るようにかける方が二重が取れにくいとも言われており、そのような方法もありました。

しかし、糸がずっと出たままだと、結膜に炎症を起こしやすくなったり、結膜が変形(食い込んだり)したりするリスクがあるため最近ではこのやり方でやっているクリニックは少ないのではないでしょうか。

当院ではもちろん、まぶたの裏に糸が露出しないやり方でやっています。術後しばらく経ってから糸が目玉側に出てきて目玉を傷つける可能性はまずありません。

将来、糸がもし結膜側から出てきたらどうなりますか?

他院で昔埋没を受けていて、今回当院で埋没を受けます、というような方で、まぶたを裏返して結膜の状態を観察すると、昔の糸が出ているのをまれに見かけます。

しかも、少し出ているだけではなくて、ビロ~~んと長く出ていることは普通に見かけます。(この場合、引っ張ったらほぼ抵抗なくするすると抜けてきます)

でも、ぴろ~~~んと出てても、目がコロコロするなどの症状があったという方はほぼいません。

結膜側に糸が出てきても、意外と症状がなにもない場合が多く、その場合、ご自身では気づきません。

将来、糸が皮膚から出てくることがありますか?

糸の結び目の近くに目イボができたりして、その影響で結び目が露出してくる可能性は(極めて低いですが)ゼロではありません。乾燥やアレルギーなどでかぶれなどが強い方では炎症が起こりやすく、少しリスクはあるかもしれません。

もし、術後時間が経って、黒っぽいものが埋没ラインに出てきたという場合は糸かもしれません。

その際は、出てきた糸を抜糸して、(ほぼ)同じラインでかけ直しをさせていただきます。

目を閉じたら糸は目立ちますか?

術後、腫れが残っている時期(目安として3~6か月程度)は、結び目の部分が少しポコッとしていることがあります。腫れが引くにしたがって徐々に目立たなくなり、最終的にはほぼ気にならなくなることがほとんどです。

皮膚が薄い方の場合、少し気になる方もおられるかもしれません。

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手術中(痛みなど)について

麻酔は痛いですか?

当院では、最初に笑気麻酔という鼻から吸う麻酔を行います。頭がふわふわして、眠たいような感覚、お酒に酔っているような感覚になります。これだけで爆睡してしまう方はほとんどおられませんが、この状態で局所麻酔を行います。目の表面(皮膚)と目の裏側(粘膜)に小さい針で局所麻酔をします。ちょっとは痛いのですが、笑気麻酔がしっかり効いているとだいぶ楽になります。

当院では、笑気がしっかり効くまで待ってから局所麻酔を行いますので、痛みはかなり軽減される(はずです)

笑気麻酔が体に合わない方、効きにくい方では、少しお痛みを感じるかもしれません。

めっちゃ適当な当院の統計では、10人中、8,9人ぐらいの方は、「思っていたよりもだいぶ楽だった」と言ってくださいます・・・

他の院で笑気麻酔をしてもらったけどほとんど効いてなくてめっちゃ痛かったです

笑気麻酔が弱かった、時間が短かったのかもしれません。笑気麻酔をやや強めに設定して、長めに麻酔をしておくと、だいたいの方は「今回はよく効いたので助かった」と言われます。

笑気麻酔が本当に全然効かない方もごくまれにいますので、その方はちょっと痛いかもしれません。

手術をやっている最中は痛いですか?どんな感覚ですか?

局所麻酔が終われば、痛みはほぼありませんが、糸がまぶたを貫通する感覚、引っ張られているような感覚、押されているような感覚は残ります。

当院では看護師が横についており、肩をとんとんします。このとんとんサービスがものすごい落ち着くと、大変ご好評です。

針が目の前に迫ってくるのが見えるんですか?

基本的には目を閉じた状態でたまに瞼をひっくり返しますが、針が迫ってくるのが見えることはまずありません。

力が入っている方や、2回目、3回目の手術の方はまぶたをひっくり返しにくいので、少し強めにまぶたを引っ張ることがあります。その時、ちらっと僕の顔が見えることがありますが、プッと笑わないようにしましょう。また、ちらっと見えた顔が僕の顔じゃなかった、などというホラーなことは当院では一切ありませんのでご安心ください。

手術時間は何分ぐらいで終わりますか?

局所麻酔の時間も含めて、だいたい15分から20分です。

終わった後すぐに帰れますか?

ご気分が問題ないようならすぐにご帰宅いただけます。笑気麻酔の影響で少しフラフラする場合は、少し休憩しておかえりいただくこともできます。

帰りに車や自転車の運転はできますか?

ぜっっったいにダメです!

術後は目も開きにくく、人によっては見にくいこともあり、突然痛みが出ることもあり、運転は大変危険です。誰かに迎えに来てもらう、または、タクシー、バス、電車で帰りましょう。

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腫れについて

どれぐらい腫れますか?

おそらくナンバーワンに多い質問だと思います。あまりにも個人差が大きいものなので、一概には言えません。

腫れに影響する要素としては・・・

受ける方側の要素

  • もともとのまぶたの厚さ、むくみやすさ
  • 手術中に力が入っていないか
  • 内出血がどれぐらい出るか
  • 作る二重の幅
  • 2回目や3回目の埋没かどうか
  • まぶたのかぶれの程度

手術をする医者側の要素

  • 糸のかけ方
  • 使用する針、糸の太さ
  • まぶたを引っ張る強さ
  • 糸を結ぶ強さ(これが一番重要)

というように、あまりにたくさんの要素があります。つまり、どんな方でも腫れない埋没など存在しないことになります。

全く同じ腫れ具合であったとしても、「ほとんど腫れてない。嬉しい!」と言われる方もいれば、「結構腫れている。不安だな」と言われる方もいて、とらえ方は人それぞれです。

埋没法の方法によって違いもありますが、当院でのよくある経過としては

手術当日

麻酔の影響が大きく、腫れは強い。麻酔が目の開く筋肉に効いていることもあるので、目が開きにくく、さらに腫れているように見えることもあり。

手術翌日~3日目ぐらい

朝は結構腫れるかも。翌日の朝がおそらくピーク。朝と夜の腫れの差が結構大きい。体調などによっては、前の日よりも腫れが強くなったりすることもあり。

手術4日目~1週間ぐらい

少し腫れは落ち着いてくるが、まだ腫れている。目を閉じたときの食い込み感も強い。完成まではまだ時間がかかる。メイクをすれば少しごまかせるようにはなってくる。

手術1週間~2,3週間

ゆっくりと腫れが一日一日ひいてくる。目を閉じたときの食い込み感も少しずつ改善してくる。

手術1か月

8~9割がた腫れは引いている。目を閉じたときにまだ少し段差が気になるかもしれない。朝起きた時や、お酒を飲んだ時などは腫れは少し気になるかも。

手術3か月

ほぼ完成。まぶたの厚い方や二重幅を広めに取った場合はまだわずかに変わる可能性あり。

上記はあくまでも当院での目安です。当院でも、全員がこのパターンで経過するわけではないので、この通りになっていないから不安だ、とならないようにしましょう)

お仕事のお休みはどれぐらい必要ですか?

お仕事の内容にもよります。

接客業等で、お客さんの前に出ないといけない、仕事中は眼鏡とかかけれない職業の場合

術後メイクができるのが3日目からなので、最低3,4日、できれば1週間ぐらいある方がよいかもです。間近でじっと見られると、「ん?」って思われるかもしれませんが・・

(これも個人差があります)

事務的な作業が中心で、お客さんには合わないが、職場の人には顔が見られる職業の場合

周りの人に手術することを宣言している場合は、翌日からバーーンと行っても大丈夫(カモ)

周りの人に手術のことを言っていない場合、やっぱりメイクのできる3日目までぐらいはお休みが望ましいかなと思います。眼鏡をかけることができる方は、メイク&眼鏡でだいたいの場合は何とかなるでしょう。

腫れを早く引かせるにはどうしたらよいですか?

基本的には、早く引かせる決定的な方法というのはありません。(手術当日は額を冷やすなどすれば、内出血の広がりを少し防止できるかもしれません)

ほどよく安静にするのが一番の近道です。

  • 寝てるよりは体を起こしている方がよい
  • 寝るときは少し頭を高くして寝る
  • あまり暖まらないようにする
  • 運動などは控えめにする
  • うつむいてスマホなどをあまり見すぎない
  • お酒を飲まない
  • 泣かない(泣かされない)
  • 水分を摂りすぎないようにする

ぐらいでしょうか。これらを全て頑張ったとしても、やっぱり腫れる人は腫れます。腫れるかどうかは、手術前、手術中に9割以上は決まってしまいます。

手術の時に力を入れてしまうと腫れが強くなると聞きました。緊張して力が入ってしまいそうですが大丈夫ですか?

力が入ってしまうと、確かに直後の腫れは強く出ます。内出血も強く出る可能性があります。

ただ、力が入ったことによる影響はせいぜい数日です。力が入ったからといって、腫れが1週間も1か月も余分に長引くことはありませんのであまり深く考えなくてよいでしょう。そう考えると逆にリラックスできるかもしれませんね。

腫れが気になります(術後3日目)

術後3日目であれば、どんなに腫れにくい手術であっても、必ず腫れています。ほとんど腫れていないと思っていても、必ず腫れています。左右差もまだ目立つ時期かもしれません。

術後3日目で、もうほとんど腫れはないと思うのですが、幅が広く不自然です。このままの幅だったらどうしようと不安です

作る二重幅、もともとのまぶたの厚みによっては3日目でもそんなに腫れないことはありますが、それでも術後1週間目、1か月目と比べると全然違います。術後3日目の時点で、仕上がりの幅を評価することはできないので、頑張りましょう。ここは耐える時です。

たまに、経過記録をのせておられるアプリや口コミサイトなどを拝見しますが、「埋没5日目でダウンタイム終了です」といったようなコメントを書いておられる方がいますが・・・5日ではダウンタイムは絶対に終了しません。

腫れが気になります(術後1か月目)

術後1か月では、ほとんどの方がだいぶ落ち着いてきている時期ではありますが、やはり個人差があり、まだ腫れぼったい感じがする方もいます。特にまぶたが厚い方では、術後1か月でもまだむくみ感があり、3か月ぐらいたってようやく落ち着く方もおられます。

ただ、幅を欲張りすぎて明らかに広くなりそうだ、というケースもまれにあります。

腫れが気になって夜も眠れません(術後1週間目)

術後1週間ぐらい経つと、直後の腫れが治まってきて、精神的にも少し落ち着かれる方が多いです。

が、ごくまれに、さらにお悩みが深刻になってくる方もおられます。夜も眠れず、食事も摂れず、外にも出られない状態が1週間以上も続いているような場合、健康を損なうおそれもあります。二重の問題というより、精神的に悩みすぎていることが問題です。

そのようなケースでも、まずは「徐々に落ち着いてくるので待ちましょうね」と説明はしますが、もう耐えられない、という方もおられます。その場合、早めに抜糸を行うことが多いです。

幅を広く取ると腫れると聞いたので、狭い幅にしようと思います。大丈夫ですか?

もちろん可能です。ただ、希望と全然違う幅にしてしまうと、腫れが引いたときに物足りないと感じるかもしれません(二重の形や幅にはあまりこだわりがない方であれば問題はないでしょう)。

腫れは一時的なものですので、どのような二重になりたいか、ダウンタイムがどれぐらい取れるか、などを考えて慎重に検討しましょう。

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内出血について

内出血は出ますか?

腫れに関しては、ある程度はコントロールが可能ですし、予測ができます。(まぶたが厚い方、幅の広い二重を作る場合は結構腫れることが予想される、など)

が、内出血に関しては、気を付けて手術をしていても、細かい血管やまぶたの奥の血管までは見えないため、予想外にたくさん出てしまうこともあります。全く内出血が出ない方は、おそらく10人中5,6人ぐらいではないでしょうか(めっちゃざっくりとした僕の印象ですが)

まぶたの厚い方や、手術中に力が入ってしまった場合などは、内出血が多めに出やすい傾向にはあります。

内出血はどれぐらいで消えますか?

たくさん内出血が出ていたとしても、必ず消えます。最初は広い範囲に出ていたものが、数日かけて徐々に範囲が狭くなり、色が少し青から黒っぽくなってまつ毛の生え際のあたりにたまってきたり、あるいは色がだんだん黄色っぽくなってきたりしながら、長くて術後2週間ぐらいたてばほとんどの方は消えてくれます。

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術後の痛みについて

手術直後は痛いんですか?

直後は、麻酔がまだ効いているので痛みはありません。

よくある感想としては

  • 目を開けると突っ張っている感じが強い
  • 目が開きにくい
  • すごい違和感が強い
  • 目が開いてるんかどうか自分ではわからない
  • 涙が出てくる

といったものがありますが、これらはすべて、麻酔の影響です。数時間、長くても2日程度で治まってきます。

麻酔が切れた後は痛いんですか?

手術で使用する麻酔は、術後4時間ほどすると効き目が完全に切れます。

麻酔が切れてくると、すこしコロコロするような感じ、引っ張られているような感じが出ることがあります。腫れが強い場合は、少しジンジンするようなお痛みが出ることもあります。

帰宅時に痛み止めの内服薬をお渡ししていますので、痛みがあるようなら無理せずに飲みましょう。痛いからと言って一気にたくさん飲んではいけません。

通常は、次の日以降も痛み止めが必要になることは稀です。(痛かったら飲んでください)

術後数日たってもごろごろする痛みが治まりません

このようなケースは稀です。一度お電話かLINEでご連絡をいただければ幸いです。お時間があれば状態を見せにご来院いただきたいと思います。

僕が経験したこのようなケースの場合、多くの方の原因はコンタクトレンズです。それも、術後じゃなくて術前のコンタクトレンズが原因です。

術後はちゃんと指示を守ってコンタクトしなかったのに、なぜ?

このような症状は、コンタクトレンズを術前毎日使用していた(しかもカラコン)方に多い傾向にあります。「カラコンを毎日装着しています。しかも外すの忘れて寝てしまうことがたまにあります」このような生活を長く続けている方の場合、コンタクトレンズが原因のアレルギー性結膜炎が起こっていることが多いです(埋没するより前から。)

まぶたをペロッとひっくり返すと・・・

ぎゃあああ

こんな感じになっている方、実はたまにいます。なんかイボイボしていますね。コンタクト性の結膜炎の特徴的な所見です。

過去に、目が痛くなって眼科に行って、コンタクトをしばらくやめましょう、と言われたことのある方は特に要注意です。

埋没法ではこのイボイボの近く、場合によってはイボイボに針を通すような作業を行うのです。できるだけイボを刺激しないような針のかけ方をしていきますが・・

針を通す刺激によって、このイボイボの一部が一時的に大きくなることがあります。大きくなったイボが、瞬きをするときなどに目玉にあたって、ごろごろ感を発生させます。

こうなってしまった場合は、まずはコンタクトをしばらく休んでもらいます。最低1~2週間。そして、当院から抗炎症作用のある目薬を処方するのでそれを使用してください。

おそらく症状が治まるまでは、長ければ2週間~1か月ぐらいはかかります。ごろごろ感が治まるまではコンタクトをしてはいけません。せっかく治りかけたものがまた悪化する恐れもあります。

注意ポイント

術前にカラーコンタクトを長く装着していた方は、注意しましょう

術後数日~1週間ぐらいして、まぶたの上に赤いできもの、白いニキビのようなものが出てきた。ちょっと痛いです

針穴に汗の塊皮脂の塊が詰まったなどが原因のことが多いです。小さく、赤みもないようであればおそらく自然に治ります。少し大きく、赤み、痛みも伴うようなものであれば、抗生剤の軟膏を処方したり、場合によってはできモノの中に詰まっているもの(膿?まではいかないけれど膿に発展しそうなもの)を取り出すことがあります。一度ご連絡ください。診察をさせていただきます。

通常はそれで数日以内に改善してきます。

ただ、結び目の近くに起こってしまった場合、同じ場所にこのような症状を繰り返すことがあります。その場合は、一度糸を抜糸して、腫れ、赤みが強いようなら、1週間ほど時間をおいてから糸をかけ直すことがあります。(実際、抜糸までが必要になる方は極めてまれです)

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左右差について

左右差があるのが気になります。左右対称になりますか?(手術前)

人間の体は、全て左右非対称です。

  • 心臓は胸の真ん中ではなく左胸にある
  • おなかの中の胃や腸の走行も全く左右でバラバラ
  • 手や足の長さも左右でちょっと違う

これらのことは誰でも知っていると思います。これだけ体が左右が非対称なのに、顔だけ対称になるわけがありません。

目に関して細かく言うと

目の左右差

  • まぶたの厚み
  • 目頭の形
  • 目の開き(黒目の見え方)
  • まつ毛と眉毛の距離

は誰でも左右差があります。

手術前のデザインでは、左右差の調整に一番時間を費やして細かく調整しますが、それでも、ほとんどの方で左右差は少し残ります。

美の基準として、対称に近づける方が美しく整って見えるのは確かですが、目だけ対称になってもお顔全体のバランスがおかしくなります。あまり神経質になりすぎないようにしましょう。

左右差が気になります(術後1週間)

術後間もない時期は、腫れに左右差があることは普通です。腫れが違うと、二重の形も違って見えることも多いです。片方は平行で片方は末広、などということもよくあります。腫れが引くにしたがって、左右差は徐々に気にならなくなることがほとんどです。

寝るときにどちらかを下にして寝ると下になった方が腫れやすくなりますが仕上がりに影響するわけではないので、心配しなくて大丈夫です。

左右差が気になります(術後3か月)

術後3か月ぐらいたつと、腫れの影響はだいぶなくなってきます。

それでも左右差が気になる場合、それが許容できる範囲内か許容できないか、が問題になるでしょう。

許容できない場合、修正を考えてもよいかもしれませんが、前述したようにもともと持っている左右差もありますし、ものすごい細かい左右差は修正できないこともありますので、修正は慎重に検討する方がよいでしょう。

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術後の生活について

以下は当院でのご案内の内容になります。クリニックによって方針が違うと思いますので、手術を受けるクリニックの指示に従いましょう。

顔はいつから洗えますか?

手術当日

目元以外の洗顔のみ可能

手術当日は、まぶたに開けた針穴がまだ少し開いています、麻酔の影響もあって目が開けにくい感じ、しみる感じがあります。

洗顔のお湯が傷の中から入ってそれが感染の原因になることはあり得ないですが、加減がわからずゴシゴシこすってしまうとやっぱりよくないので、目元以外にしておきましょう。

目元以外の洗顔をしていて、ピッと目にかかってしまった、ぐらいならZDJ(全然大丈夫)です。柔らかいガーゼ、タオルでそっとふき取るようにしましょう。

手術が終了したときに、弱い消毒薬で皮膚を消毒していますので、その日の夜は特に洗う必要はありません。

手術翌日(術後24時間以降)

目元以外はぬるま湯で洗顔可能

翌日になると、針穴はだいぶふさがりかけています。麻酔の影響も切れてきています。

傷をあまりぬらさないで放置しておくと、逆に感染の原因にもなりえますので、少し水がかかる分には影響ありません。

ただ、洗顔料はまだしみてしまうかもしれないので、ぬるま湯洗顔ぐらいでパッパとしておきましょう。

手術翌々日以降(術後48時間以降)

洗顔料を使用して洗顔可能

翌々日になると、傷はある程度ふさがっています。皮膚に住みつている常在菌が増えてくる時期ですので、洗顔料で余分な脂をそっとなでるように洗い流してあげましょう。

もし少ししみるようであれば、無理せずぬるま湯洗顔にしておいてもよいでしょう。

手術後、目に触るのがこわいので、何日も顔をぬらしていません、というのは逆によくありません。皮膚の脂などがたまってしまいますのでせめてぬるま湯洗顔はしましょう。

術後のシャワー、シャンプーについて

手術当日~術後48時間

首から下は可

上記の洗顔と同じ理由で、術後48時間ぐらいは、シャンプーがまぶたにかかってしまうのはあまりよくありません。顔にかからないように誰かに洗ってもらうのは全然かまいません。

首から下はもちろん当日から普通に洗ってもらって大丈夫です。

術後の入浴について

(できれば)術後1週間ぐらいは控えるようにしてね

術後早い時期は、暖まりすぎると腫れが強く出たり内出血が広がったりするおそれがあるため、軽めにしましょう。

術後のメイクについて

手術当日~48時間

アイメイク以外は可能

色のついているメイクを目元の傷の上に行うと、まだふさがり切っていない傷からメイクが入り込んで刺青のように残ってしまう可能性があります(刺青のようになっている人を見たことありませんが)。

目元以外のメイクなら可能です。

手術後48時間以降

アイメイクも可能

いちおうアイメイクは可能としています。あまり色の濃いメイクをすると刺青になる可能性がありますので、薄ーく少しずつ行っていきましょう。

術後のコンタクトレンズについて

最低術後2日(48時間)はあけましょう

埋没の手術後は、麻酔の影響もあって、必ず腫れています。数日間は目も開きにくいことが多いです。そのような状態でコンタクトレンズを装着しようとすると・・・

  • 目が開きにくいので装着しにくい
  • 腫れの影響でコンタクトレンズがずれて異物感が出やすい
  • 腫れていると目やにも出やすいのでコンタクトレンズが汚れやすい

などといったいろんな問題が出てきます。無理すると眼球を傷つける恐れがあります。

ですので、当院では最低術後48時間はコンタクトレンズを装着しないようにお願いしています。48時間以降はいちおう可にしていますが、装着してみて痛みや異物感があるようなら絶対に無理をしないで、あと2,3日ぐらいは待ちましょう。

術後のまつエクについて

術後1か月たってからにしましょう

術後間もない時期にまぶたを引っ張ったり押さえたりしてしまうと、仕上がりに影響する恐れもあります。また、術後1か月以内ぐらいだと、また少し腫れていて、針穴の傷の部分が少し目立っている時期かもしれません。目安として1か月ぐらいは置きましょう。

術後の運動について

術後1週間ぐらいは控えめにしましょう

激しい運動をすると、やはり腫れが長引く恐れがあります。軽いウォーキング程度なら術後数日から可能ですが、やや強めの運動、筋トレなどは最低1週間、できれば2,3週間は控えることをお勧めしています。

術後の飲酒について

術後1週間ぐらいは控えめにしましょう

実はこれが一番気になるポイントだったりします。いちおう、手術してすぐのころはただでさえ腫れています。お酒を飲むと間違いなく腫れは強くなります。酒が入っていくうちに、「あんたなんか目腫れてきたでー!」となったりしそうです。また、痛みも出やすくなるかもしれません。それを覚悟でお酒を飲んでいる方も大勢おられるようですが、できれば1週間ぐらいはお酒控えましょう。

お酒で腫れが少し強めに出たとしても、最終の仕上がりに影響することはまずありませんが・・

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抜糸について

抜糸をする場合、手術後できるだけ早いほうが良いと聞きました。ほんとですか?

術後早い時期に抜糸をするほうが、糸も見つけやすく、癒着も少なく、抜糸がしやすいのは確かです。ただ、早い時期に抜糸をしたくなる理由としては、「幅が広くて思っていたのと違う」というものが圧倒的に多いです。腫れがひいてくると希望の二重幅に落ち着いてくることがほとんどであるため、早い時期に抜糸するのはおすすめはしません。

仮に半年待ったとしても、それで抜糸がすごくしにくくなるわけではありませんので、腫れが引くのを頑張って待ちましょう。

抜糸をすればどれぐらいで元に戻りますか?

通常は、抜糸して1週間以内には埋没のラインが消えて、元の状態に戻ることが多いです。ごくまれに、しばらくの間薄くラインが残ることもありますが、最終的には消えることがほとんどです。

抜糸したらどれぐらい腫れますか?

二重を作る場合と違って、腫れは比較的早く落ち着きます。麻酔の影響もあって数日は腫れぼったくなりますが、1週間以内には大きな腫れはほぼ引くでしょう。

過去に埋没をしたことがあるのですが、もう一回埋没をする場合、前の糸を抜糸しないといけないのですか?

これは、状況によって変わってきます。

前の埋没のラインが(ほぼ)消えている場合

ほとんどの場合、抜糸しなくてももう一回埋没することが可能です。

前の埋没のラインがしっかり残っていて、それより幅を広げたい場合

抜糸しなくても二重はできます。ただ、前のラインが残って三重まぶたのようになる可能性もあり、それが気になるという方は抜糸するほうがよいでしょう。

前の埋没のラインがしっかり残っていて、それより幅を狭くしたい場合

上の方についている二重が勝ってしまうため、狭いところで糸をかけても、広いほうの前のラインで二重が残ってしまいます。まず抜糸をして、時間をおいて(目安として1か月ぐらい)から狭いところでかけ直しをする必要があります。

すごい昔に埋没した糸を抜糸することはできますか?

埋没に使う糸は、黒や青など色がついています。これは、抜糸をする際に見つけやすくするためです。

しかし、何年も経つと糸の色がだんだん抜けてきて、透明っぽくなってくることがあります。そうなると、皮膚の上から糸を見つけ出すのは非常に困難になります。明らかに皮膚にポコッと結び目が浮いている場合は抜糸できるかもしれませんが、皮膚上からしっかり確認できない場合は難しいかもしれません。(そのような場合、抜糸する必要性は低いでしょう)

それでもどーーーしても抜糸したい、という場合は切開するしかありませんが、抜糸するためにわざわざ切開をする方はいません。

抜糸した後、もう一回埋没する場合はどれぐらい間を開ければよいですか?

抜糸した後は少しは腫れます。腫れが残っている時期に、再手術を行ってしまうと、ラインがずれる可能性があります。クリニックによって多少方針の違いはありますが、当院では目安として1か月ぐらい待っていただいてから再手術を受けていただくようお願いしています。

抜糸をしてもらったのですが、ラインが全然消えません

もしかしたら抜糸が全部できていないのかもしれません。抜糸をしてもらったクリニックに尋ねてみましょう。

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その他の術後の心配点について

腫れが引きません

埋没法の場合、腫れがかなり長引く方でも3~6か月で落ち着いてきます。それぐらいの時期でも腫れているように見えるのは、腫れではなく、幅が広すぎるのかもしれません。気になるようであれば、手術してもらった先生に相談してみましょう。

周りにばれませんか?

腫れているところを見られると確実にばれますが、じゃあ、腫れが落ち着いたところを見られたらばれないか?と言われれば・・・

ばれます

二重にすることで目の印象が変わりますので、周りの人は「あれ?〇〇ちゃん、目が変わったよね?」と思います。化粧を変えたとかで乗り切ることができるかもしれませんが、

彼氏にばれませんか?

彼氏との距離によります。まだ腫れている時期に、メイクなしで目を閉じたところを至近距離で見られると、気づく人は気づくかもしれません。

旦那にばれませんか?

彼氏じゃなくて旦那さん、となると、ばれるリスクはぐんと減るようです(当院予想)。

「旦那に全然ばれへんかった!」「旦那に何も言われなかった」という声を多数いただきますが・・・

彼氏との違いは、顔面間距離です。顔面間距離とは、簡単に言うと、顔をちゃんと見てるか見てないかです。

彼氏と比べると、旦那さんの場合は顔面間距離が遠いことが多いです(これが幸か不幸かは、わかりません)

ただ、ばれてないと思っていても、本当にばれていないのかは謎です・・(当院は一切の責を負いません)

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その他について

価格がクリニックによって結構違うのですが、どうしてですか?

価格はある程度の相場があります。京都の個人院さんでの埋没法の相場は、安いところで60000円から高いところで200000円ぐらい、平均すると10万台真ん中ぐらいでしょうか。東京や大阪など、地域によっても相場は違ってきます。

相場から明らかに大きく外れている価格設定は、何かあるのかもしれません。

コーヒーを飲みに行くとき、安いお店なら200円ぐらいでしょうか。普通のカフェ等で頼めばだいたい500円前後?高級ホテルのラウンジなどでは1000円を超えるものもあります。このあたりの価格内では、ある程度価格に比例して味、店の雰囲気などが比例してきます。

では、10000円のコーヒーがあったとしましょう。明らかに相場を逸脱しています。

10000円のコーヒーが1000円のコーヒーの10倍の価値があるのでしょうか?

実際それを評価できるのは、1000円のコーヒーと10000円のコーヒーをどちらも飲んだことのある方にしかできないことですが・・・

 

カウンセリングに行く前に、いろいろなクリニックの価格を見て相場を把握して、予算をある程度決めておきましょう。

クリニックはどうやって選んだらよいのですか?

選ぶ基準は人それぞれです。どれを基準に選ばれるかはご自身の判断になります。

①値段が安いから

値段は大事な要素です。値段が安くて安全に、きれいに仕上がれば言うことないでしょう。ただ、上でも述べたように、手術にはある程度の相場があります。

クリニック側の目線で見ると、相場よりもかなり安い施術ばかりを行っていると、クリニックは赤字になります。他の施術で大きく利益が上がっているのなら問題ないのでしょう・

値段の誘惑にかられる気持ちはわかりますが、慎重に検討しましょう。

②有名人が通っているから

これを基準に選ぶ理由が僕には全く分かりません。「モデルの〇〇が持っているカバンが欲しい」とはわけが違います。そもそも、本当に通っているのかすら謎です。

③症例写真が好みだから

これはアリだと思います。症例写真の質と数である程度の技術は分かるでしょう。平行型の写真ばかりをのせている先生は、きっと平行型を作るのがうまいのかもしれません。でも、平行型希望で行ってみて、平行は無理、と言われると若干ショックかもしれません。

実際当院でもそのような方がおられます。でも・・・

先生に平行が無理って言われたら諦めます!

と言ってくださる方もおり、僕としては、平行にしてあげられなかった申し訳なさ、とそこまで僕のことを信頼してくださっている嬉しさと両方の気分になります。

平行じゃなくてもいいや、と思えるようになったらぜひまたご来院ください。

④Twitterなどで知り合った方が手術を受けたクリニックだから

これは最近多いパターンです。比較的リアルな情報が得られる可能性は高いかもしれませんね。

⑤もともとの知り合い、家族、兄弟が手術を受けて勧められたから

これが一番安全で、信頼性が高いと思います。

①~⑤のパターンどれであっても、実際カウンセリングに行ってみられないと本当の実情はわかりません。

最終的には医師との相性、その他のスタッフとの相性、院内の雰囲気を見て、ここなら大丈夫!と自分の判断で思えるクリニックならきっと大丈夫でしょう。

逆に、ここはちょっと・・・と思う要素が少しでもあるなら一度帰って考えてみます、と言える勇気を持ちましょう。

終わりに

今まで僕が実際に手術を担当してきた際にお話してきた内容を中心に、思いつくままによりリアルに載せてみました。今後も(気が向いたら)更新していきます。

これだけの内容を一つ一つ考えて書ける医師はなかなかいないと思います。

過去から今まで、膨大な数の症例を担当させていただいただけでなく、その一例一例で常に試行錯誤を繰り返し、経過についてもしっかりと考察をしてきたものを何となくまとめています。

一瞬でお顔の印象を大きく変え、見た目だけじゃなくて心や人生までハッピーになれる二重埋没法は、素晴らしい手術だと思います。

 

この記事を見て、少しでも不安が解消されて楽になったという方がいてくれたら嬉しいです。

まだ手術を受けていない方、既に受けた方もどうぞお気軽に当院へご相談ください。

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