このような方におススメ
- 二重あごが気になる
- 小顔になりたい
- 一度でしっかり効果を出したい
- 脂肪溶解注射等をやったが、もっと効果を出したい
- 長めのダウンタイムが取れる
料金
お顔の脂肪吸引 | |
ほほ+アゴ下 | ¥320,000 |
手術代に、局所麻酔代、笑気麻酔代、フェイスバンド代(1着分)は含まれています。
施術の説明
脂肪吸引とは
脂肪吸引とは字のごとく、脂肪を吸引して減らす手術です。
顔の脂肪吸引では、アゴ下を中心に、フェイスラインにかけての皮下脂肪を吸引することで小顔効果を出すことが出来ます。
現在では、脂肪溶解注射や、機械による痩身治療が発達してきており、痩身治療の選択肢は増えてきています。他の痩身治療と違って、一回で、確実に、しっかりとした変化をもたらすことができるのが脂肪吸引の大きなメリットです。
脂肪吸引は、美容外科の手術の中では比較的体への侵襲が大きい部類に入ります。ダウンタイムも長めになります。術後のご予定を余裕をもって調整できる時期に手術を受けましょう。
お仕事をされている方は、最低1週間程度のお休みを取られる時期に手術を受けることをお勧めします。
施術の流れ
STEP 1
吸引する部位をペンでデザインした後、お顔を消毒して準備をします
STEP 2
点滴から静脈麻酔のお薬を注入します。徐々にぼーっとして眠たくなってきます
STEP 3
意識がなくなったことを確認してから、手術を開始します。両側の耳たぶの下とアゴ下に小さい傷をつけた後、吸引する部位全体に薄く局所麻酔を行います
STEP 4
傷から、カニューレという細い金属の管を挿入して脂肪を少しずつ吸引していきます。吸引中、意識が少し戻ってくることがあります。安全な範囲内で眠る薬を追加しながら手術を進めていきますが、麻酔が効いているので痛みはありません.(こすられているような感覚、押されているような感覚は残ることが多いです)
STEP 5
吸引が終わると、傷口を縫合して手術を終了します。眠る薬はストップしているので徐々に意識がはっきりとしてきます
STEP 6
お顔をきれいにして、フェイスバンドで圧迫します
施術について
施術時間 | 約60分 |
麻酔 | 局所麻酔・笑気麻酔・静脈麻酔(オプション) |
施術中の痛み | 局所麻酔が効いているので、吸引中の痛みはありません。こすられているような、押されているような感覚は残ります。 |
通院 | 術後3日目、術後7日目は必須 |
ダウンタイムの過ごし方
手術当日~術後3日目の来院まで
圧迫は24時間はずさないで生活をしていただきます。口が動かしにくいため、ご飯も食べにくく、しゃべりにくい状態です。水分や柔らかいものをしっかりとるようにしましょう。洗顔、シャワーもできないので、辛いと思いますが、頑張りましょう。
術後3日目
ご来院いただき、圧迫をはずして状態を確認した後、再びフェイスバンドを装着します。この日からは、洗顔、シャワー、洗髪が可能になります。長時間の圧迫によって、皮膚にかゆみがあることがあります。かゆみ止めの薬を使い、クリーム等で保湿をしましょう。
フェイスバンド24時間必須ではないですが、可能な限り長い時間つけていただく方が腫れ、痛みが早く改善します。目安として術後3か月程度は、フェイスバンドを使用しましょう。
術後7日目
ご来院いただき、抜糸を行います。翌日からメイク、入浴は可能です。
スタッフよりマッサージの指導を行います。今日から頑張っていきましょう。
マッサージ
最初は痛みがありますが、続けるうちに徐々に楽になっていきます。
マッサージをしっかりと行うと、拘縮を予防、軽減することができますので頑張りましょう!
脂肪吸引は、術後のケアで経過が大きく変わってきます。
注意事項
お顔の脂肪吸引は、吸引できる部位は限られています(あごの下やフェイスライン)。ほうれい線の上や口の横、ホホ骨近くの脂肪は吸引することができません。
脂肪の付き具合によって、劇的な変化が出る方からあまり変わらない方まで、効果には個人差があります。
手術をやっても変わらない方、やらないほうがよい方がおられます。そのあたりはカウンセリングでお話をいたします。
一般的な経過
腫れ
手術直後から強い腫れが出現します。術後1週間は、まぶたや首のあたりまで腫れが広がることが多いです。1か月程度で、術前と同じか少し細い程度まで回復します。その後、徐々に腫れが治まってきて、6か月程度でほぼ消失します。
(あくまでも目安です。術前の脂肪の付き具合などによって変わります)
内出血
程度には差がありますが、ほぼ全例で内出血が出ます。まぶたや首まで広がることもあります。最初は濃い青紫色で、徐々に薄く黄色くなってきて、通常、2週間程度で消失します。ほとんどの場合は、術後1週間以降は何とかメイクでごまかせる程度まで回復します。
ツッパリ感・ひきつれ感
術後、腫れが引くに従って、吸引部位の固さ、つっぱり、ひきつれ感が出現してきます(拘縮)。拘縮は術後1か月ごろが最も強く、そこから半年程度かけて徐々に改善してきます。
術後1週間目より、ご自身でマッサージを行っていただきます。マッサージには、拘縮をできるだけ少なく、できるだけ早く改善させる効果がありますので、しっかりと頑張りましょう。
痛み
術後数日間は、強い腫れに伴って、打撲した時のような痛みが出ます。鎮痛剤をお渡ししますので、我慢せずに服用してください。
傷
お顔の脂肪吸引では、両側の耳たぶの下、下あごの右斜め下に、計3か所、6~8ミリ程度の傷ができます。抜糸翌日よりメイク可能です。傷の赤みはしばらくは目立ちます。術後数か月~1年程度かけて徐々に目立たなくなってきます。
ここが大事
腫れ、内出血は、フェイスバンドをしっかりと着用することで早く改善します。 術後3日目までは外さないでください。 それ以降も、できるだけ長い時間着用しておくほうが早く改善します。
拘縮を予防、改善するためにはマッサージが必要です。最初はお痛みがありますが徐々に慣れていきますので、頑張りましょう。
このような症状が出ることがあります
施術を受けたことによる全身症状
だるさ、軽い発熱、吐き気、熱感、軽い頭痛など。通常は数日以内には治まります。
アレルギー症状
じんましん、全身のかゆみ、呼吸困難などが出た場合、アレルギー症状の可能性があります。
このような症状が出た場合、早めにご連絡ください。
吸引部位の凹凸、しこり
拘縮が強い時期は、凹凸が気になることがあります。しこりのように触れることもあります。拘縮が落ち着いて徐々に柔らかくなってくるにつれて気にならなくなることが多いです。
吸引部位の感覚低下
脂肪吸引をした部位は細かい神経が切れるため、触った時の感覚が少し鈍いことがあります。術後半年程度でほぼ気にならなくなってきます。
乾燥・かゆみ
また、長時間の圧迫のため、肌が乾燥しやすくなり、かゆみを伴うこともあります。
保湿をいつも以上にしっかりと行いましょう。
血腫
強く内出血が出た場合、腫れが強い場合、こぶのように膨れることがあります。通常は徐々に改善していきますが、針による穿刺や、点滴治療などを行うこともあります。
左右差
もともと脂肪の付き具合やたるみ具合の程度には必ず左右差があり、手術中に脂肪の吸引量を調整していますが、完全に左右対称にはなるわけではありません。術後間もない時期に、腫れの程度によって左右差が出ることもあれば、術後の過程で左右差が気になってくることもあります。
物足りないと感じる
吸引しすぎた場合は修正が極めて困難になるため、全体のバランスを見て、吸引する量や部位を調節していきます。皮下脂肪が完全になくなるわけではありません。また、皮下脂肪ではない脂肪(バッカルファットなど)は残ります。
脂肪吸引することによって引き締まり効果も出ますが、もともとのたるみが強い場合、たるみは残ります。たるみに対して術後、糸によるリフトなどが必要になることもあります。
非常にまれに起こることがあります
皮膚壊死
吸引部位の皮膚が非常に薄い場合、皮膚が強く損傷して壊死することがあります。壊死部位はやがて皮膚が再生してきますが、傷跡ととして残ります。
神経麻痺
あごの下を走行する顔面神経を損傷することで、口や頬の動きが弱くなることがあります。通常は数か月程度かけて徐々に改善していきます。
よくある質問
Q 手術中の痛みが心配です。
A 笑気麻酔をして少し意識がぼーーっとしている間に局所麻酔を行います。皮膚の下に押されるような感覚があります。局所麻酔が終われば後は痛みはありません。オプションになりますが、静脈麻酔をつけることをお勧めしています。
Q 術後の痛みが心配です。
A 術後早い段階では、打撲のようなお痛みがあります。徐々に改善し、術後1週間である程度治まってきます。圧迫の時間が少ないと腫れが強くなり、腫れが強いとお痛みも出やすくなります。ですので、できるだけ長い時間圧迫するように頑張りましょう。
Q 術後、お酒はどれぐらいから飲んでもよいですか?
A 抜糸までの1週間は飲まないようにしましょう。それ以降は飲んでも大丈夫ですが、腫れがかなり出やすくなりますのでほどほどにできるのであればほどほどにしましょう。